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こんにちは。 FIREラボのひこすけ(@hiko_fire)です。
貯金0円だった25歳からFIREを目指し始め、28歳(2021年)で退職、杵築市でサイドFIRE生活を始めました。
そうだ、青春18きっぷの旅に出よう
と急に思い立ってしまったので、
「思い立ったらすぐ旅に出られる」「休みを気にせず長期間旅ができる」
というFIRE民のメリットを活かして旅に出たひこすけ氏。
この旅をコンテンツにしないワケにはいかぬということで、思い出がてら手記を残していきます。
「FIRE達成したらゆっくり旅に出たい」
「FIRE民ってどんな生活してるの?」
といった方に役立つ記事になれば。
思い出たち
朝6時半に起きて8時間の旅へ。
いつもは「起きたら起きる」みたいな睡眠スタイルなので10時間くらい寝てしまうのだが、青春18きっぷは時間がかかるのでそうもいかず。なんとか朝早く起きて地元の駅へGo。
実家で夜たくさん食べたから昼は食べないけど、コンビニに寄るタイミングも無さそうだしプロテイン飲料とプロテインバーを一応買って電車に乗車。
道中は2時間も3時間もひたすら乗り続けるだけなので、積読していた電子書籍を読む。
ちなみに今回は大阪に行くのが主目的。ってことは僕の大好きな岡本太郎大先生のが手掛けた太陽の像を見に行けるぞ!ということで太郎氏が書いた『自分の中に毒を持て』を読んで気持ちを高めてゆく。
本の内容はマコなり社長やあっちゃんの動画で把握していたけど、改めて読むとパワーがすごい。魂の熱が溢れ出て止まらない感じだった。これは万博記念公園が楽しみだ。
瀬戸内海を望む車窓に旅の始まりを感じる
日差しと暖房でぽかぽか空間と化した車内。うたた寝をしつつ読書をしていたのだが、ふと横を見るとそこには「こっちを見て!」と言わんばかりに瀬戸内海が輝いている。
ああ、これだ。旅が始まったんだ。
そう実感させてくれる素敵な光景だった。
気づけば他の乗客も、この光景を忘れまいと必死にシャッターボタンを押していてちょっと可愛い。わかる。今日の海はいとうつくしきだったもんね。
ここで一旦CMです(ΦωΦ)
2冊目の本を読み終える前に尾道駅に到着
太郎氏の火傷しそうに熱い本を読み終え、合間に例の日経記事の確認をしつつ、2冊目の本を読み始めた。
どうも最近は小説を読んでいなかったので、ここで読まねばと『女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話』に手を付ける。
いあーやっぱいいわ。百合。
FIRE目指し始めの頃の習性ですぐビジネス書を読んじゃうからねえ。もっと小説を読みたい。
電車内だからと必死に我慢しつつも、目と口と頬を完全に緩ませているといつの間にか尾道に到着していた。
あーもうちょい読みたかったのに!ここからがいい感じになってくるのに!
奇しくも小説の主人公と同じような ”おあずけ” をくらいつつ、本日の目的地である尾道散策をスタートする。
しかし電車で揺られながらまったり読書して、着いたらまた観光とか本当に幸せすぎる。しかも8泊。まだ20代ぞ?
青春18きっぷは自動改札ではなく駅員さんに見せるタイプなので、緊張しつつもYouTubeで見たとおりに何食わぬ顔で提示して無事改札を通過。ああ、ちゃんと使えてよかった。
着いた! けど店が開いてなくない…?
いや薄々そんな気はしてたよ。でも思いのほかやってねえ!
食べ歩きとかしようと思ったけどこれはちょっと誤算。あ、これ『ざつ旅』現象だ。
しかも「1月7日から営業します」って! いいぞもっと休め日本人!
そうそう、それくらい休もうぜ。年始に会った学生時代の友達なんて4日から仕事とか言ってて戦慄したよ。いやそんなに働きたいならいいけどさあ……。
もしサラリーマンを続けるなら、年収減らして休暇増やした方が幸福度高そうだけどなあ。まあそれが無理だから苦しんでるんですけどねえ……。
ここで一旦CMです(ΦωΦ)
路地裏に萌える
適当に歩いていると、ちょこちょこ視界に入ってくるのがこの路地裏。
こういうアーケード街なら他の地域でもありそうなんだけれど、尾道は少し事情が違う。
まず明らかに、意図的に、路地裏を保存している。なんなら路地裏に入らないと分からない場所にお店がポツンとあったりする。見つけるとちょっと興奮する。日常ではおよそ味わえない探索感が気持ちいい。
そして地形的な構造。南側は海に面しており、異様なまでの光が差し込んでくる。北側は線路や寺、たくさんの階段がひしめいており、これまた趣のある光景が顔を覗かせている。
この絶妙なバランスが、一見なんでもないような路地裏を一つの作品にまで押し上げているのだろう。
じゃないと思わず立ち止まって路地裏の写真を撮ろうなどとは思わなかったハズだから。
ちなみにかみりさん(@kamiri_fire)から教えてもらったアイス屋さんは営業しておらず、セブンで売っているとの情報を見て行くも売り切れ……。年末年始の観光はアカンですな。
寒さ耐性があれば笑、こちらのお店もオススメです!
手づくり アイスクリーム からさわhttps://t.co/G4OTurrkad
— かみり@2028年にFIREする24歳 (@kamiri_fire) January 2, 2022
猫の細道をあるく
路地裏に目を奪われながらもウロウロしつつ、フォロワーのわやさん(@waya_91)に教えてもらった猫の細道を目指す。
途中ちょっと道に迷って、ただの細道を見て「確かに猫が歩いてそうだ」とか勘違いしながらも、目的地に到着。
どうやら特定のエリア一帯を猫の細道と呼ぶらしい。
ちょっと歩いてみると、そこにはなんとも表しがたい独特の雰囲気が漂っている。
強いて言うなら2ちゃんのオカ板※1 の世界に迷い込んでしまった感覚。
※1 オカルトの話をするスレッド。時空のおっさんで検索してみよう。
もっと癒しスポット的な感じかと想像していたけれど、思いのほか不思議な雰囲気を醸し出すエリアだった。
たぶん、木々や石といった自然と、適度に荒廃した看板や家屋といった人工物が同居しており、さらに噂の『招き猫』の鮮やかな色合いが組み合わさることで異空間を形成しているのだと思う。
これは創作に使えそうだ。これだけでも別日程で取材した意義があったというものよ。
ちなみに猫さんは1匹しか見かけなかった。年末年始なので休みなのかもしれません。
ここで一旦CMです(ΦωΦ)
お腹も空いたし尾道ラーメンでも
なんだかんだプロテインバー2本しか食べないままたくさん歩いたので、流石にお腹もすいてきた。
よし、これまたフォロワーさんのきむちさん(@m55cqA39aEKjLd4)から教えてもらった尾道ラーメン屋さんに行こう。
尾道ラーメンの朱がうまいです
— きむち (@m55cqA39aEKjLd4) January 2, 2022
……
………
まあ行く前から嫌な予感はしていたのだけれど、案の定休みwww
ってことで、駅に戻りがてら開いてる店を探すことに。
夕焼けがきれいだなあとか思いながら歩いていると、営業してそうなお店を発見。
お腹すいたしもうラーメンじゃなくてもええか!とか思いながら表に回ると見事に尾道ラーメン屋さん。PayPayも使える。入ろう。
そしてどれにしようかメニューを眺めていると、見覚えのある文字を発見。
ん?これってまさかお昼に食べ損ねたアイスでは?
まさかの事態に興奮を隠せないひこすけ氏だったが、なんとか大人を装って店員さんにアイスの在庫を確認。よし、在庫はあるらしい。じゃあラーメンセットとアイスでターンエンド!(セットを頼むとアイスを注文できるシステムらしい)
1万歩くらい歩いてお腹もぺこぺこだったので、大変おいしく頂きました。
まあでもラーメン自体は良くも悪くも普通って感じだったかな。もっと出汁の味が効いてる方が好み。アイスは濃厚かつ口当たりがなめらかで美味しかった。
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ラーメン屋を出ると外はすっかり真っ暗に。
夜はやっぱり寒い。寒さ耐性ゼロのひこすけ氏なので、これは早急に寝床へ入らねばと2駅先の松永駅を目指す。
駅からは15分ほどかかるものの、その立地のおかげで利用者も少ないし無事禁煙フラットシートを確保。
すぐさま無料アイスとジュースを片手に、このブログを書くのであった。
いやー初日から順調順調。いい資料とインスピレーションをもろてます。
強いて言えばもうちょい寝たい気はする。まあ体調と相談しつつって感じですかね。
ここで一旦CMです(ΦωΦ)
費用とか
- 移動:7.5h
- 費用:¥4,500
- 読書:1冊
移動は待ち時間も含む。このくらいの時間なら乗り換えを多少間違っても余裕そう。体力的にも余裕。スマホ見てるから肩は疲れる。
費用はネカフェ代を含む。18きっぷ代は含まない。
本は1冊分読めた。今日は途中で日経の件で色々ツイートしたりしてたしね。
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以上、FIRE満喫しつつラノベ作家&神絵師を目指すひこすけ(@hiko_fire)でした!
Have a nice FIRE!