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こんにちは!FIREラボのひこすけ助手(@hiko_fire)です。
貯金0円だった25歳からFIREを目指し始め、最低35歳での達成を目指しています。
このページでは、
会社でマッチング拠出が使えるらしい。
FIREを目指してるんだけど、マッチング拠出へ投資資金を回すべきなのか悩む……。
ひこすけ助手
というあなたの疑問にお答えしていきます。
風空(ふぁそら)所長
ひこすけ助手
- FIREの民はマッチング拠出をやるべきなのか?が分かる
- マッチング拠出・確定拠出年金に対する考え方が分かる
結論|FIREの民もマッチング拠出すべき
結論
マッチング拠出やろう!
もちろん人によって色々と考え方はあると思います。
60歳まで引き出せない問題などは気になりますしね。
風空(ふぁそら)所長
理由を一言で表すと?
理由はまあ色々とあるんですが、一言で表すと……
- 制度上のデメリットはあるけど、それを補って余りある税金面の恩恵を受けられる。
- FIREするなら確定拠出年金の口座に手をつけることは無いはず。
ということがざっくりとした理由になります。
ひこすけ助手
風空(ふぁそら)所長
僕の会社も制度がスタートしたので利用してます
風空(ふぁそら)所長
ひこすけ助手
↓実際の申し込み画面
正確にはこれを書いてる今日から申し込みがスタートした感じです。
これまでは会社が勝手に拠出してくれるだけ。
マッチング拠出は無かったし、iDeCoの加入は認められてなかったんですよ。
それがついに今年からマッチング拠出も始まったというワケです。
ひこすけ助手
風空(ふぁそら)所長
ちなみに拠出額は3,000円……
まあぶっちゃけ拠出してもしなくてもあんまり変わらない額ではありますw
FIREの民もマッチング拠出をやるべき3つの理由
ではFIREを目指す者の目線で、
マッチング拠出をやるべき理由を3つに分けて解説していきます。
ひこすけ助手
理由1|特定口座で投資するより税金面で2重にお得だから
マッチング拠出に限らず、確定拠出年金やiDeCoには共通する最大のメリットがあります。
それは次の2つ。
拠出した額は全額、課税所得から控除される
→ 所得税・住民税が安くなる!
→ 場合によっては年金・健保の保険料が安くなる!
運用益の20.315%が非課税(ゼロ)になる
→ NISAなんかと同じ!
もうこれが全てと言ってもいいです。
例をあげて計算してみると……
年収500万円 独身の人がマッチング拠出した時の節税効果は?
(条件:課税所得200万と仮定・所得税5%・住民税10%・10年勤続・35年運用・拠出金3,000円/月・扶養家族無しの人)
→ 約20万の節税
これは最低ラインを仮定しているので、実際はもっとよくなる可能性が高いです。
例えばこの例は10年しか積立をしてません。
でももしかしたら、FIRE達成後もブログや他のお仕事から収入があるかも。
そしたら拠出することで税金が減りますよね。
会社での拠出額も3,000円のままですが、
これが5,000円……8,000円と上がれば、その分節税効果は高くなる。
風空(ふぁそら)所長
ひこすけ助手
理由2|凍結されし爆弾「特別法人税」を考慮しても得になる可能性が高いから
実は確定拠出年金には、凍結されし爆弾がひそんでいます。
それが「特別法人税」。
財産に対して1.173%が課税される制度ですが、1999年~2023年までは凍結=非課税が決まっています。
風空(ふぁそら)所長
ひこすけ助手
しかし、しばらくは海外株式の投資信託で運用していくでしょうから、リターンは3~4%は見込めるはず。
となれば、3~4%から1.173%を引いても十分おつりが返ってきます。
実際、先ほどと同様の条件で投資の利回りを[4% – 1.173% = 2.827%]として計算すると……
→ 約13万の節税
まあ「これだけか~」という感じはありますけど、これでも13万円の得があります。
風空(ふぁそら)所長
どうせ使わないお金。
寝かせておいて13万円得した方が良いという考え方じゃな。
ひこすけ助手
それに諸外国ではすでに廃止されている特別法人税。
日本でもかれこれ20年以上凍結したまま。
このままフェードアウトする可能性も高いですしね。
まあ個人的にはあんまりここは恐れても仕方がないかなと。
それよりもチャンスを取りに行く方がいいかなと思ってます!
理由3|ほぼ唯一の「標準報酬月額」を下げるチャンスだから
マッチング拠出をすると、その額だけ給料を貰ってないことになります。
つまり標準報酬月額が減るというワケなんですね。
普通は一旦給料を貰い、その後から医療費控除などを引くことになりますよね。
なので標準報酬月額そのものを下げるものってほとんど無いんですよ。
ちなみに標準報酬月額がどう決まるかというと、
25万~27万の人は26万の等級ね!
といった感じで、ある範囲の人はみんな同じ保険料になる仕組み。
つまり1円でも下のランクになれば、年金・健康保険の保険料が下がるというワケです。
まあこれはオマケみたいなもんですし、
年金保険料が下がるとその分もらえる年金も下がるので何とも言えないですけどね……。
僕としてはこの標準報酬月額は下げたいです。
(計算したら今回は拠出しても下がらなかったですが)
なぜなら標準報酬月額が下がったとして、
- 健康保険:受ける恩恵は払う額に関係ない
- 年金:待つよりも自分で運用して増やしたい
と思うから。
将来もらえる年金より、投資に回す原資としての今のお金の方が価値が高い気がしますし。
(計算はしてないです。半分くらい気持ちの問題)
投資商品は何を選ぶべきか?
すでにFIREを目指して投資をしている皆さんには釈迦に説法かもしれませんが一応。
※実際に投資できる商品は会社によって違うので何とも言えませんので、一般的なコメントで。
結論としては、以下の商品を選ぶのがグッド。
- 投資信託
- 外国株式,先進国株式など(新興国ではなく)
- インデックスファンド(パッシブファンド)
- 信託報酬(維持管理手数料)の安いもの
歳をとってきたらまた変更は必要ですが、とりあえずスタートはこれで良いでしょう。
ひこすけは何を選んでいるの?
ちなみに僕の会社の場合は三菱UFJの口座なので、
三菱UFJ DC海外株式インデックスファンド(信託報酬:0.231%)
を選んでます。
信託報酬高いですが、これしか選べないので仕方なく……。
基準となる指数はMSCIコクサイ・インデックス。
なので、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスと同じですね。
ちなみに信託報酬を比べると、
- 三菱UFJ DC海外株式インデックスファンド
0.231% - eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
0.1023%
はい、2倍もします。
なので会社が選定している証券会社の中で、
できるだけ手数料の安い商品を選ぶようにしましょう。
確定拠出年金・iDeCoの関連記事
ひこすけ助手
風空(ふぁそら)所長
ということで、
FIREを目指す者はどうすべきか?
の視点で確定拠出年金・iDeCoを解説した記事をまとめてみました。
悩んだ時は、ひとつの判断材料として活用してみてくださいね。
\参考記事/
【検証】FIRE・セミリタイアを目指す人はiDeCoに入る?入らない? FIRE達成後、iDeCo加入時にやること(企業型DC加入者の場合)
以上、FIRE目指して副業中のひこすけ(@hiko_fire)でした!
Have a nice FIRE!
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