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こんにちは。 FIREラボのひこすけ(@hiko_fire)です。
貯金0円だった25歳からFIREを目指し始め、28歳(2021年)で退職、田舎でサイドFIRE生活を始めました。
今回はマシュマロ回答タイム!
頂いた質問を2ヶ月も寝かせて申し訳ないですが、こんな質問を頂いてたのでありがたくネタにさせてもらいます。
上司に退職の意向を伝えたときの詳細なやりとりが知りたいです!
辞めるときの参考にします!
退職の意向はどんな風に伝えた?
思えば退職を伝えようと思い立ったのは、たまたま貰ったメールがきっかけでした。
いや退職自体はもう伝えるつもりだったんですが、それが数日早まったイメージ。
というのも、業務の都合で2~3ヶ月先の予定を確認されたんですよね。
しかも、どうやらすぐに回答しないといけないっぽい。
その時に思ったんですよ。
ひこすけ助手
と。Wheel of Fortune が巡ってきたんだと。
そんな感じで僕の場合は少し特殊な状況で伝えることになったんですが、その時の状況を書いておきます。
いつ伝えたの?
退職の2ヶ月半前(有給消化1ヶ月を含む)
8月末退職予定に対して6月中旬に伝えたので、結果としては2ヶ月半前になりました。
まあ有給消化1ヶ月を含むので、実務的には1ヶ月半前ですけどね。
ちなみに就業規則を見ると『1ヶ月前に意向を示しなさい』とあったので、会社との契約としては何ら問題ない手続きです。
大抵の会社は1ヶ月前みたいですが、スムーズに退職するためにもご自身の勤め先に制定されている規則はしっかり読んでおくべしです。
どうやって伝えたの?
自宅から音声通話で
普通は直接会って伝えるでしょうし、僕もそのつもりでした。
でも退職しようとしていた時は2021年6月……つまり例のウイルスが猛威を振るい、ちょうど在宅勤務が続いていたんですよね。
ここで僕は思いました。
ひこすけ助手
こうした背景もあって、今回の退職は直接ではなく通話で伝えることとなりました。
もちろん音声のみで画像はオフです。抜かりはありません。
誰に伝えたの?
まずは課長に
僕の部署は係長やチームリーダーも居ませんし、特に悩むことなくまず課長へ伝えました。
部長やその上のクラスには課長から伝えてくれるとのことだったので、そこで一旦バトンを渡し、僕はとりあえず開放感を得つつ、そこから1週間くらい放置した感じです。
ちなみにその時の課長はというと、驚きや困惑が声から漏れ出ていて面白かったですね。
いや別に課長自体に全く恨みは無いし感謝してるんですけど。
何を伝えたの?
8月末日で退職・7月末日を最終出勤とします
ひこすけ助手
と思って、メールの下書きにテキストを打ち込み、それを読み上げるイメージで一言一句漏らさず伝えました。
これ以外は自分から無駄なことは言わないようにして、なにか質問されても最終的には「退職します」という旨をきっぱりと伝えることに終始しましたね。変に相手に合わせて退職時期が伸びるのも嫌だったので。
ちなみにこんなやり取りでした。
課長「絶対8月末じゃないとダメ? 引き継ぎによっては1~2週間伸ばすとか」
僕「……」
僕「いいえ。8月末日で退職・7月末日を最終出勤とさせてください」
絶対8月末で退職するマンと化し、ひたすらに意思を貫きました。情けは不要です。
別に個人としての〇〇さん(課長)に対して恨みはないですが、あくまで自分は『課長』というポストの人間と対話をしている……そういう腹づもりで会話することを心がけました。
風空(ふぁそら)所長
ひこすけ助手
退職理由はどうしたの?
以前から退職を計画しており、準備ができたため
退職届とかは『一身上の都合』と書くのが普通ですが、さすがに普段から接している課長や同僚にはそう言うのも難しいじゃないですか。(もちろん言いたくなければそれを貫いてもいいですけど)
なので僕の場合は、
入社1~2年目から自分のやりたいことや、最適な働く環境を考えてきました。その結果自分には別の環境が適していると結論づけ、そのための準備ができたため退職の意向をお伝えしております。
みたいな感じで伝えましたね。
あえて『入社1~2年目』と言ったのは、ここ数日や1ヶ月で思いついたことじゃないから止めても無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァァ!!!!という意味を含ませたかったからです。
ちょっと失敗したかなと思ったこと
こんな僕でしたが、もちろん全てがうまくいくワケもなく、最後はちょっとごたつきました。
何が失敗したかというと、
直前まで認識の違いがあることを把握していたが放置した
ということです。
具体的に言うと、こういう認識違いをしていました。
課長:有給はフルで使わず、引き継ぎをしてくれる
僕 :有給はフルで消化する
もちろん最初の時点でフルに消化するプランを伝えてはいました。
でも課長や部長は「引き継ぎが終わってないと有給はねえ~笑」などとほざいていたので、交渉が面倒だなと思ったんですよね。
それに加えてもう一つの懸念点が『有給消化の時季変更権を行使されたくない』という話。
これは会社側の権利で、『業務の都合によっては有給消化のタイミングを変更させることができる』というシステムです。
これを使われると杵築に引っ越してFIRE気分なのにまた8月末に出社させられるといった事態が発生してしまうんですよ。
ひこすけ助手
なので7月末まではとにかく出社して、あとは最悪何も言わずに有給消化に入ってやろうと考えてました。
まあ結果としてはその意向が同僚を介した話でバレてしまったので、出勤ラスト3日で短期集中講座の引き継ぎをしたんですけどねw
ひこすけ助手
やっておいてよかったこと
退職の意向を伝えるという点において、やっててよかったことを3点挙げておきます。
メール文面に残しておいたこと
退職というのは言ってしまえば、個人と会社の契約の話です。
つまり文書や契約書といったエビデンス(証拠)が重要なんですよね。
先人の方の努力のおかげで、現在はかなり労働者側に優しい法律になってます。
なのでとりあえず『退職したい』という意思をきちんと文面に残しておきましょう。
そうすれば色々な人たちが助けてくれます。
おすすめはメールですかね。紙だと捨てられるリスクがありますが、メールなら送信記録が手元にもサーバにも残りますから。(紙と併用もアリ)
ひこすけ助手
重要な話の時は会話を録音しておいたこと
ちょっと仰々しい話ではありますが、退職に関する話をする際はスマホで録音しておくのが良いと思います。
もし常軌を逸した発言をされたり、「退職金を減らすぞ」などという何かしらの圧力をかけられた場合はその証拠になりますからね。
こちらに不利になるようであれば問答無用で人事に突き出せばいいですし、それでもダメなら労働基準監督署か、退職代行サービスに持っていけます。
僕の場合は結果として使うことはなかったのですが、有給消化で揉めることになれば使える材料になっていたと思います。
考えを整理しておいたこと
結果として僕は想定よりも早く意向を伝えたワケですが、それは考えをしっかり整理しておいたからできたことだったなあと、今振り返ってみて思います。
いつ退職したいのか。意思はハッキリ決まっているのか。なぜなのか。
その辺が揺らいでいると、おじさんの強い言葉に意思が揺らいでしまうかもしれません。
もっとも、そのくらいで揺らぐなら退職しない方がいいと思いますが。
20代や30代、そうでなくても定年よりかなり早く退職するなどという常軌を逸した行動をとるのであれば、それなりの覚悟を決めておかねばですね。
質問待ってるよ
質問は気づいた時にぼちぼち返したり、ブログのネタにさせていただきます。
お金のこととか聞きにくいことがあればどうぞ~
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以上、FIRE満喫しつつラノベ作家&神絵師を目指すひこすけ(@hiko_fire)でした!
Have a nice FIRE!