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こんにちは。FIREを研究しているひこすけ(@hiko_fire)です!
貯金0円だった25歳からFIREを目指し始め、30代のうちの達成を目指しています。
このページでは
FIREという生き方を選ぶ場合、どのような資産配分(アセットアロケーション)にすればいいか分からない
という悩みにお答えします。
FIREの目指し始め~達成後までの適切な資産配分(アセットアロケーション)が分かる
参考書籍
まずはおさらい:資産配分は何のために決める?
結論に入る前に一瞬おさらいさせてください。
ひこすけ
資産をふやす
1つは大切な資産を増やすため。
現金じゃなくてリスク資産を持っているということは、お金を増やしたいんですよね。
だったら資産を増やすにはどうすればいいか?
を考えないとですよね。
資産をたもつ・安定した収入を得る
2つ目は大切な資産を守り、収入を得るため。
FIREは「資産からの収入で生活する」
という素晴らしすぎる目標が大前提。
資産配分を適切にしておくことで、
市場が揺れ動いても「ある程度の安定した収入」を得られる仕組みに近づけることができます。
必要な道具
適切な資産配分に必要な道具はたった2つ。
それは「株式インデックスファンド(例:VTI)」と「債券インデックスファンド(例:BND」
その他の金やREITなどは必要ありません。
なぜなら、
- 「株式」は他の資産クラスに対してもっとも成長してきた
- 「債券」は金や現金等の保守的な資産の中で、緩やかに成長しつつもっとも値動きが少ない
という理由があり、「株式」「債券」以外を選ぶ理由が無いから。
ひこすけ
FIREステージ別の資産配分(アセットアロケーション)
資産配分は「自分自身の状況」によって適切な値が変わってきます。
そしてFIREという生き方を選ぶ場合、以下の3つのステージに大別することができると考えました。
- 資産つみあげステージ
- 資産をふやすステージ
- 資産をたもつステージ
では3つのステージ別にどうすればいいか、書籍を参考にしつつ解説します。
資産つみあげステージ
どんなステージ?
FIRE達成前。バリバリ働いて収入を得ているステージです。
適切な資産配分(アセットアロケーション)
株式100%
円グラフ
解説
バリバリ働いて資産を積み上げるステージでは、株式以外の資産は不要。
なぜなら資産を取り崩す必要が無いからです。
仮に80%暴落したとしても、無視して稼ぎ続け、回復を待てばOK。
株価には目もくれず、会社や副業で頑張って入金力を高めていきましょう。
株式は勝手に成長を続けてくれます。
資産をふやすステージ
どんなステージ?
達成後。
暴落時でも事業からの収入がある、もしくはスポット的に働いて資産の取り崩しを防げる状況。
適切な資産配分(アセットアロケーション)
株式70~90%
債券10~30%
解説
FIRE達成し会社をやめた後は基本的に収入が下がりますよね。
そうなると生活費を資産からの収入に頼る必要がでてきます。
その時に株式100%だと、どうなると思いますか?
もし暴落すると、安い株価で売却しないと生活費がまかなえなくなるのです。
そこで登場するのが債券。
これまでの研究で、株式と債券を組み合わせれば、リターンを少しだけ下げる代わりにリスクをある程度下げられることが判明しています。
一方で、リタイア直後はまだ事業収入があったり、生活費が足りなければスポット的に働く選択肢もありますよね。
それを考慮すると
株式で資産拡大を目指しつつも、債券で安定収入を得る
という資産配分が最適になるのです。
各資産の細かい割合について
もちろん個人によってリスクの許容度は違いますよね。
例えば資産3,000万円のうち4%を引き出すとし、それを生活費とします。
しかし株価が値下がりして2,500万円になってしまいました。
すると4%で引き出せるのは100万円。
つまり年間20万円不足するので、その分プラスで働くか倹約が必要に。
人によってはそんなにプラスで働きたくないという人もいますし、それくらいならOKという人もいるでしょう。
したがって、細かい割合はあなた自身のリスク許容度にしたがって決める必要があります。
ひこすけ
資産をたもつステージ
どんなステージ?
達成後。
事業収入やスポット的な労働による収入には期待しない。
資産からの収入のみで生活することを目的としている。
適切な資産配分(アセットアロケーション)
株式50~75%
債券25~50%
解説
資産からの収入のみとなると、値下がりによる収入減はなんとしても避けたいところ。
つまり、
リターン大・リスク大の株式より、
リターン小・リスク小の債券
がより効果的になってくるワケです。
(リスク=値動き幅)
とは言えFIREは資産の4%を引き出しながら生活するのが基本。
100%債券に振ってしまうと、引き出し額の方が大きくなり資産が底をつきてしまいます。
そこで登場するのが、トリニティスタディ(Trinity Study)とその周辺研究。
- 引き出し率:4%
- 残り年数 :30年 or 60年
とした時、株式と債券の割合はどの辺りが良いでしょうか。
表を見ると……
40年超えるなら75:25
40年以下なら50:50
くらいが良さそうですよね。(画像の枠内)
人によってこの「たもつステージ」の長さは違うので、あなた自身のケースに当てはめつつ考えてみてください。
自分の資産配分をどうするか考えてみよう
FIREという生き方にあわせた資産配分(アセットアロケーション)はなんとなくイメージできたでしょうか?
僕も1回じゃ全然理解できなかったので、ぜひ何度も考えて復習してみてくださいね。
そしてある程度イメージできたら、以下の手順で資産配分の調整をしてみてください。
- どのステージにしたいのかを決める
- リスク許容度(減ると困る割合)はどの程度なのかを知る
- 必要に応じて売買・積立設定を変更する
手順の中身をちょっとだけ解説します。
どのステージにしたいのかを決める
なのか
なのか。
あなた自身がどのステージを生きたいかを考えてみてください。
ちなみに僕は、リタイア後もブログやデザインなどの仕事はするつもり。
なのでしばらくは株式多めのアセットアロケーションにしようかと思っています。
リスク許容度(減ると困る割合)はどの程度なのかを知る
どのステージにいるのか、である程度決まってくるのがリスク許容度。
しばらく仕事をするつもりなら、株価が下落して引き出せる額が2~3万減ったとしても問題は少なそうです。
一方で全く働かない予定なら、2~3万減ると生活に困る可能性もあります。
その時の生活環境にもよるので、その時の状況をみて、債券の割合を上げたり下げたりしてみてください。
必要に応じて売買・積立設定を変更する
ここまできたら、最後は実際の設定だけ。
もしリタイア直後に仕事をする気はないのに、株式が100%だとリスクが大きすぎますよね。
その場合は徐々に債券の積立額を大きくしたり、必要に応じて売却する必要があります。
勉強におすすめな本
最後に、資産配分を勉強する上で役に立った本を紹介しておきます。
ちなみに資産配分の重要性は高く、リターンを決める要因の93.6%を占めるという研究結果も出ているほど。
参考 実は、いちばん大事なのがアセットアロケーション - 投資信託のガイドファンドの海
なのに書籍を見ると「株式投資」「債券」といった単独の本が多いんですよね。
そんな中で、我々一般人にも分かりやすく、そしてFIREを目指す者にとってぴったりな解説をしてくれる本を紹介しています。
ぜひこれらの本も読んだ上で、大切な資産の配分方法を考えてみてください。
↑「14章:資産の配分を考える」でしっかり解説されてます。
↑「資産配分の「キモ」は意外にも国内債券だった」で数値をもとに解説されてます。
以上、FIRE目指して副業中のひこすけ(@hiko_fire)でした!
Have a nice FIRE!
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