FIRE・セミリタイア達成後は「労働」をやめて「仕事」を楽しもう【労働と仕事の違いも解説】

FIRE達成後は「労働」をやめて「仕事」を楽しもう【労働と仕事の違いも解説】

こんにちは、FIRE目指して副業中のひこすけ(@hiko_fire)です!

 

現代人の多くは、FIRE・セミリタイアを目指していようがなかろうが

  • 会社行きたくないでござる
  • 働きたくないでござる

といった人が結構居るんじゃないでしょうか。

もちろん僕もその一人で、早期退職を目指して副業をしたり、こうしたFIREやセミリタイア情報の発信に取り組んだりしています。

 

しかしその一方で僕自身、

面白いラノベを書いてアニメ業界を盛り上げたい!

アニメのロゴ作成などの仕事がしてみたい!

という思いもあるんですよね。

 

こうなると、

ひこすけ

あれ?早期退職したいのに働きたいのかな?

とよく分からなくなってしまいました。

 

そこで着目したのが、

「労働」と「仕事」の考え方。

 

このページでは、この二つの単語の意味を考え、FIREを目指す我々がどういう選択をとるべきなのかを解説していきます。

 

「労働」「仕事」「活動」の定義

 

まずは「労働」と「仕事」、それに加えよく論じられる「活動」について、ざっくり定義を解説。

参考文献

  • 辞書の定義
  • 哲学者アーレント著「人間の条件」
  • これまでの経験

 

「労働」

  • 仕方なく働いてる感が強い
  • 生きるための動物的な行為
  • 時間や体力を提供し、決められた作業をこなし賃金を得ること
  • 人によって楽しい仕事でも、別の人からはただの労働に感じる場合もある

 

メリット

  • 基本的に仕組みや慣習に従っておけばお金が貰える

デメリット

  • 楽しさを見出しにくい
  • 一日の6~7割を「特に楽しくないこと」に費やさなければならない

 

「仕事」

  • やりたくてやってる感が強い
  • 必ずしも生存に必要の無い生産行為(結果としてお金にはなる)
  • 主に作品や何らかの成果などを残すための行為
  • 人によって苦痛な労働でも、別の人からは楽しい仕事に感じる場合もある
    (世代間のギャップなど)

 

メリット

  • 動物的ではなく、知性をもった人間としての意義ある活動をすることによる幸福感を得られることが多い
    (マズローの欲求で言う下から4・5段目が満たされる)

 

デメリット

  • 場合によっては完全成果主義な場合もあり、お金が得られないこともある
  • 仕事としては楽しいが、報酬が低く結果的に労働と近い存在になってしまうことがある
  • 得意・好きな仕事を見つけるのが難しい

 

「活動」

  • 営利・非営利関係なく個人の主張・意欲のもとに行われる言動
  • スポーツやボランティアなど
  • 社会貢献
  • 社会的価値を生み出すものもあれば、生み出さないものもある

 

「労働」「仕事」「活動」の違い

まとめると、労働・仕事・活動の3つには表のような違いがあります。

お金 充足感
労働 ×
仕事 ○/△
活動 ○/×

 

「仕事」を楽しむ人・「労働」で苦痛を味わう人の違い

にわかには信じがたいですが、世の中のほとんどの人が労働に苦しんでいる中、仕事を楽しんでいる人もいます。

 

毎日会社に行って辛い思いをしている僕らからしたら、

ひこすけ

仕事が楽しいってどういうこと?

と疑問に思いますよね。

 

そこで

  • 「労働」で苦しむ人
  • 「仕事」が楽しい人

の違いがどこにあるのかを考えてみました。

 

我々は「労働」をしている

僕を含め、多くの人々は

何のために会社に行っているのか?

と質問されたら

生きるため

と、こう答えますよね。

 

少なくとも僕の周りでは「仕事」を楽しみに会社に行っている人は居ません……。

 

つまり我々は最初に定義したところの

「労働」をしているというワケです。

 

「仕事」が楽しいってどゆこと?

僕が観測した中でもっとも仕事が楽しそうな人は、

生きるためのお金が既にあり、お金の心配抜きに仕事を楽しんでいる人

かなと思います。

ひこすけ

具体的に言うと社長や経営者の人たち。

 

クリエイターも楽しそうだが……?

同じような例で、アニメーターやクリエイターの方はその仕事が好きで取り組んでいる方が多いです。

しかし賃金が余りに低すぎたり、ブラックな環境だったりとひどい状況なんですよね。

 

さすがにそんな状態だと、いくら好きな仕事だったとしても辛いのは当たり前。

そういう状態の人は言葉の定義から考えると

「労働」と「仕事」の中間に位置していると考えられます。

 

つまり「心から仕事が楽しい」と言える状況は、

  1. 生きるためのお金が十分にある・入ってくる
  2. 好きな仕事に好きなだけ取り組む

この2点をクリアしている状態の人ではないでしょうか。

 

FIREムーブメントが目指すべきは「仕事」「活動」の充実

ここまでで「労働」に苦しむ人や「仕事」を楽しむ人の条件が分かってきました。

とすると、FIREムーブメントって実は「仕事」を楽しむのに最も適した状態だと思いません?

 

FIREを達成した状況なら、

生活するだけのお金はあるし、時間もある。

つまり自分が好きな「仕事」に全力で取り組めるワケです。

 

この時代、こんなにいい状態で「仕事」に取り組める人はなかなか居ません。

社長や経営者としてバリバリ成功するのは大変だし、クリエイターは薄給だし。

 

でもFIREムーブメントなら再現性が高いので、「仕事」を楽しむ絶好のチャンスなんですよね。

FIRE・もしくはセミリタイアを達成し、好きな「仕事」で人生を充実させる。

これはなかなか良い生き方ではないでしょうか。

 

最後にFIRE達成後におすすめな「仕事」と「活動」についてまとめておきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

FIRE・セミリタイア達成後の「仕事」

FIRE達成後はお金の心配が無いので、報酬単価や時間を気にせず「仕事」に取り組むことができます。

(「こんな安い仕事は受けたくない!」という感情は別として)

 

実際「報酬なんて気にしない。信念を貫くんだ」という姿勢が転じて良い作品を生み出せたり、結果として経済的に成功する可能性もありますしね。

 

具体的にはこういう仕事なんてどうでしょうか。

  • クリエイター系
    • イラスト・絵画
    • 小説・シナリオライター
  • 幼少期の夢系
    • カフェ経営・店員
    • ケーキ屋さん・パン屋さん
    • 花屋さん
    • 特定のお店の店員

 

僕はアニメが好きなので、何かしらの形でアニメ系の業界に関わりたいなと思ってます。

具体的には、ラノベを出したり、ロゴのデザインをしたり、ゲームを出したり……

 

そういった仕事って生活の基盤にするには薄給すぎてシンドいんですが、FIRE達成後なら心のゆとりをもって向き合えるのが良いなと思ってます。

 

FIRE・セミリタイア達成後の「活動」

今回「活動」についてはあまり触れませんでした

「活動」というのは上で解説したとおり、

営利・非営利関係なく個人の主張・意欲のもとに行われる言動

スポーツやボランティアなど

社会貢献

社会的価値を生み出すものもあれば、生み出さないものもある

といった特徴があります。

 

実はボランティアや社会貢献には幸福度を上げる効果があるらしく、やってみる価値はありそうなんですよね。

 

実際に世界幸福度調査では「幸福であるための条件」として「ボランティア活動に取り組んでいるか?」がありますし。

【’20年も日本続落】幸福度ランキングから読み取る幸せの条件とは?【FIRE・セミリタイア】 【’20年も日本続落】幸福度ランキングから読み取る幸せの条件とは?【FIRE・セミリタイア】

 

FIREを達成し時間に余裕があるのなら、こういった「活動」に取り組むのもアリですね。

 

 

当ブログ「FIREラボ」では

など、FIREムーブメントを目指す全ての人に役立つ情報を発信しています。

 

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以上、FIRE目指して副業中のひこすけ(@hiko_fire)でした!

 

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