会社が辛くて泣きながらバス通勤してた話

アニメ化目指して漫画を描いているひこすけ(@hiko_fire)です。

通勤バスで泣いてた

あれは入社2年目くらいだったと思います。もう本当にホントに会社に行くのが辛くて、でもとりあえず行かないとダメだと強迫観念に駆られながら、自宅から1時間かけて徒歩＆バス通勤していました。

なんとか会社に着いてしまえばあとは仕事をずるずるやりながら一日をやり過ごせるんですが、朝起きてからデスクに座るまでが本当に辛い。毎朝絶望から始まる人生ってなんなんだよ……。

そのストレスがエグすぎて、僕の体は会社に近づくに連れて悲鳴をあげるように。炭鉱のカナリアかな？

まず胃が痛くなり、頭にも鈍痛が走り出す。次第に熱が上がり、暑いのに全身には冷や汗。そして最後には涙が勝手に出てくる始末。

それでも「これを40年続けるんだから我慢しないと」と地獄行きのバスに乗り、その門をくぐり続けていました。

今思えば病院案件だった

いやあ……あれは絶対に病院へ行くべきだった。

もちろん諸悪の根源たる会社員生活から脱するべきなんですが、病院へ行けば間違いなく適応障害等の診断が出て休業に突入し、心を本格的に壊す前に身を守る体勢に移行できてました。

そうすりゃ体も心もお金も守れてたのに、当時は病院に行くなんて選択肢もなかったし、自分は周りの人と同じように社会に適合できる人間だと思いこんでた。

あそこでもっと早く病院に行くなりしてたら、会社員や労働への忌避感がもう少し和らいでいたのかもしれません。

これは最近気づいたんですが、もう心は壊れてたんですよね。

成人男性が公共交通機関で泣いてるのはどう考えても異常事態なのにｗ

今でも会社の建屋を見れば胃の底にどろどろとした嫌悪が湧いてくるし、通勤してる人なんかを見るとどうしようもない忌避感を覚えてしまう。

知識や自己理解が乏しいと、こういう後戻りできない事態に陥るんだなと反省してますね。

過度なストレス下では正常な判断ができない

今でこそ問題が発生すれば、適切に状況判断して対応できる自信があります。

しかし当時はまだ知識も自己理解もなく、その上バスで泣き出すほどに心が限界を迎えていたので、当然ながら正常な判断などできず。

だからもし同じような悩みを抱えている人がいたら、

• 病院に行く（メンタルクリニックなど）
• 一日でいいから有給を取って休む
• 信頼できる人に話してみる

などを試してみてください。

周りの人と同じように振る舞う必要はないんです。

自分にとって何が幸せなのか、ゆっくり考えるためにもひとまず立ち止まることは大事だと思います。

以上、アニメ化目指して漫画を描くひこすけ(@hiko_fire)でした。