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こんにちは。 FIREラボのひこすけ(@hiko_fire)です。
貯金0円だった25歳からFIREを目指し始め、28歳(2021年)で退職、杵築市でサイドFIRE生活を始めました。
働かないためにFIREを目指していたハズが、気づけば開業届を出していた9月の夜。
皮膚が焼けるような、でも大好きな夏の暑さも落ち着いてきて朝晩は涼しくなってきましたが、僕のやる気はどんどん加熱しております。
今回はそんな僕の体験と共に、皆さんがFIREした際は開業届を出した方がいいのかどうかもいくつかのパターンに分けて考えてみました。
- 退職して個人事業を続ける人の動向が分かる
- あなたがFIREした際は開業届を出した方がいいのかどうかが(なんとなく)分かる
FIREしたひこすけ、はじめての開業届
まさか人生でこんなものを出すとは思わなかったけれど、ついに開業届を別府税務署に提出。
すぐに受理されたようで、手元には控えが届きました。
ひこすけ助手
スマホ(開業freee)から提出を試みるもうまくいかず
開業届の出し方を調べてみると、
- 税務署へ持ち込み
- 郵送
- WEB(スマホ・PC)
の3つが選べるようになったそうな。
杵築には税務署はなく別府まで行く必要があるし、こういう新しい取り組みは試してみたいので迷わずスマホ提出に決定。
現状では開業freeeというサービスしか対応していない(?)ようなので、アカウントを登録しポチポチと作成。
質問に答えていくだけで帳票が埋まり、完成されたPDFが出力されるのになんと無料という神サービスでした。
ひこすけ助手
トラブル内容
最後にマイナンバーとe-tax(国税庁のサービス)の受付番号を入力すると提出できるのですが、何度入力してもエラーで提出に移行できない……
コピペでも直接入力でもダメだし、1日ほど時間をおいてもダメ。
とうとうエラーの原因は分かりませんでした。
結局郵送で提出
そんなこんなで結局は郵送で提出することに。
前のステップで作成したPDFは使えるので、開業freeeで郵送に切り替えて泣く泣く対応。
PDFをセブンで印刷し、マイナンバーもコピー、開業届と青色申告承認申請書を提出しました。
ちなみに郵送の際は書留にした方が配達記録が見えて安心かと。
A4を折らないならレターパックライトで送るのが最安っぽいです。
- 個人事業の開業・廃業等届出書(開業届)
- 青色申告承認申請書
- マイナンバーカードの写し(一応ウラオモテ共に)
- 返信用長形3号封筒(A4を折って入れるタイプ)
- 返信用切手84円
これをクリアファイルに入れて、レターパックライトで郵送しました。
日程感はこんな感じ
なかなか返信が来ないとモヤモヤすると思うので、郵送から返送までの日程感を書いておきます。
こんな感じ。手が空いていたのか、かなり爆速でした。
風空(ふぁそら)所長
これより遅い時は、単純にタスクが溜まっているのだと思います。
問題があれば電話がくるか、棄却されて帰ってくるでしょうしね。
FIRE前に副業してた人は ”すぐに” 開業届を出すべき?
さて僕は2021/08/31をもって退職し9月には開業届を出したのですが、人によってはそうではないパターンも多々あると思います。
ここではいくつかのパターンを想像して、”すぐに”出すべきか否かを考えてみます。
ケース1:退職後は資産収入のみで生活予定→不要
これは言わずもがなですね。
事業をするワケでもないので、不要です。
もし事業をやるなら、その際に出せば税金が安くなってお得です。
ケース2:退職後はアルバイトをする予定→不要
アルバイトは給与所得となり税金は源泉徴収されるので不要ですね。
額が少なければ勝手に非課税にしてくれますし。
ただし後述するフードデリバリー系はその限りではありません。
ケース3:退職後はフードデリバリー系をする予定→出した方がいい
フードデリバリーみたいな報酬体系の場合は、開業届を出して青色申告をすることで65万円の控除を受けられるため、開業届けを出した方が税金的にお得です。
(ようは基礎控除とあわせて100万円くらいは無税で稼げるようになる)
ケース4:退職してしばらくして事業を始めたい→不要(後で出す)
すぐに事業を始めない場合は、基本的には失業給付を貰う戦法でいくかと思います。
その場合は開業届を出すと給付が受けられなくなるので、提出は不要です。
失業給付はあくまで保障で、もしかするとハロワで良い仕事が見つかるかもしれませんしね!(コンプライアンス遵守コメント)
ケース5:退職しても事業を継続したいが失業給付は貰いたい→不要(後で出す)
これもケース4に近いですね。
「事業を継続したい。でももしかすると良い仕事が見つかるかもしれない!」
という場合はハロワに行くこともあるでしょう(コンプライアンス)
その際も開業届を出してはダメです。
一生懸命に仕事を探して、もし見つからなければ開業届を出して節税準備をしていきましょう。
ケース6:退職しても事業を継続しつつ退職年の給与所得分を節税したい→出したほうがいい
最後は僕のパターンです。
節税できる状況っぽいなら開業届は出した方がいいです。
やたら細かいですが、副業も広まってますし結構あるパターンじゃないですかね?
詳しくは別の記事を参考にしてほしいですが、ざっくり言うと、
退職年(1月~退職月)の給与所得と事業所得の赤字を相殺することで節税できる
という方法です。
まあ開業届は出さなくても事業所得と認められればいいのですが、提出先は同じ税務署なので出しておいた方が安心だよねという話です。
(どのくらい関係があるのかはよく分かりません……)
ちなみに僕の場合は、杵築市の移住補助金を貰いたいという理由もあって開業届を早々に出しました。(控えが必要だったので)
詳しくはこちらの記事を。
FIREしたら失業給付を貰うよりお得なパターンを発見した件
総合的に検討するのがオススメ
色々なケースを紹介しましたが、最終的には色々な要素が絡むので総合的な判断が必要です。
僕みたいなパターンもあると思うので、その時は参考になれば嬉しいです。
あと開業freeeはマジで楽だしちゃんと開業届が作成できるので、スマホで提出できるか一度試してみることをオススメします。
郵送や移動費も浮くしね。
以上、FIRE満喫しつつラノベ作家&神絵師を目指すひこすけ(@hiko_fire)でした!
Have a nice FIRE!