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おばあちゃんは2度死んだ

おばあちゃんは2度死んだ

こんにちは。 FIREラボのひこすけ(@hiko_fire)です。

貯金0円だった25からFIREを目指し始め、28(2021)で退職、杵築市でサイドFIRE生活を始めました。

 

実は先日、おばあちゃんが亡くなりました。

その知らせを聞いた時は杵築の下見に来られたたすくさん(@tasuku_____)と別府にいたので、その夜から急いで準備して実家へと帰省。

この記事を書いている今は、お通夜と葬儀・その後の対応などを終えて杵築に帰ってきたところです。

 

当然ながら、もう会えなくて寂しいとか、苦しみから解放されてよかったねとか色々と思うところはあります。

ですが今回は、家族という身近な存在の『死』を通じて、感じたこと・考えたことを残しておこう……

いや残しておかなくちゃ

と思ったんです。

 

おばあちゃんがその身をもって贈ってくれたギフトは、必ず僕の人生の糧にする。

そうおばあちゃんと約束しながら、想いを綴っていきます。

 

1度目の死

命日から1年以上前の時点で、おばあちゃんはガンと認知症を患い施設や病院を転々としていた。

その頃はすでに認知症がかなり進み、孫の僕はおろか夫や娘さえ分からない状況。

娘(僕の母)が来ても、「誰が来たんだろう」といった表情で目も合わせない様子だった。

 

そんなおばあちゃんの話を聞くと、「お見合いの話がきた」「若い男に話しかけられる」といった話をしており、自身の認識はかなり若い頃に戻っているらしい。

(若かりし日にタイムリープしているらしく、そこは良かったのかもw)

 

僕にとってそれは相当にショックな出来事だった。

ああ、もうあのおばあちゃんは居ないんだと。

 

それに口から食事が摂れないことと体が動かせないせいで、次第に体の衰弱がひどくなっていく。

腕や足には常時2~3本の管が繋がれているし、定期的に意識レベルが低下して病院からは何度も夜中に電話が入ってくる。

もはや、ちぐはぐな会話すらままならない。

 

そんな状況を目の当たりにした僕は、こう思わずにはいられなかった。

これは、1度目の死だ――

 

2度目の死

1度目の死を迎えてから、およそ半年。

とうとうその日を迎えた。

2度目の死だ。

 

これまでの間で衰弱しきったおばあちゃんと、介護で疲弊する家族を見ていた僕は正直に言うと、

みんなやっと解放されたんだな……

と思ってしまった。

 

おばあちゃんがどう感じていたかは分からない。

でもガンの痛みはあるし、満足にご飯も食べれない。コロナで家族にも会えない生活が続いていたのだから、生活自体はそう快適なものではなかったと思う。

 

それに何より、見ているこっちが辛かった。

生きているというより、ほとんど生かされている状態。

安楽死したい派にとってはそれが自分じゃなくても辛い。

 

きっとお坊さんや神主さん、それに僕の好きなアドラーに聞けば、

「存在そのものを愛しなさい」

と言われるだろう。

でもそれは僕にはまだできなかった。元気で、僕の知っている状態じゃないと、生きているなんて到底思えなかった。

 

僕から見れば本人の意思とは関係なく生かされていて安楽死も許されない状態で、やり場のない憤りさえ感じることも多々あった。

 

そんなことを考えつつ、杵築から実家に戻ったのだが、その道中とお通夜・火葬の最中に色々と思うところがあった。

 

その身をもって与えてくれたもの

あくまで僕が感じたことに過ぎないが、2度の死を通して感じたことを残しておく。

きっとこれは、僕の人生や、FIREを目指すような『人生に真剣に向き合う人』の糧になると思うから。

 

命は短く、儚い。やりたいことをやろう。

アラサーの僕にとっては、人生残り70年と聞くとまだまだ果てしなく感じる。

けれど1年は短いし、1日はもっと短い。

 

しかも70年全て楽しめるのは本当に運がよかった人だけ。

実際にはおばあちゃんみたいに、5歳上の夫より早く衰弱し、死に至ることも大いに有り得る。

 

僕たち人類はそんな弱小生物なんだから、いつまでも嫌いな人と嫌いな環境で嫌いな仕事を続けてるワケにはいかない。

こうして知能を得たからには、ただ生命を維持するだけではなく、好きな人と好きな環境で好きなことをやって生きていきたい。

もっと冒険しよう。とことん自分に正直に生きて、後悔しない死に方をしよう。

 

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健康寿命こそ「生」

おばあちゃんは運悪く寝たきりになり、ガンと認知症を患ったワケだけれども、失礼かもしれないがその背景には不摂生な生活も一つの要素としてあった気がする。

例えば、

 

  • 足腰が弱く何度も転倒→どんどん運動不足になり最後は寝たきりに
  • 運動不足で体重増加→足腰へ負担増
  • 趣味や何かしらの活動がなく頭を使わない→認知症に

 

もちろん医学的な根拠はよく知らないし、サンプル数も少ないけど、これと真逆な生活をしているおじいちゃんは御年91歳でまだまだ元気だ。

電子マネーWAONで買い物してるし、葬儀中の喪主挨拶なんかもバッチリすぎて親族一同そこに驚かされたw

 

おばあちゃんは運が悪かっただけかもしれないけど、心身の健康を維持しておくことは、健康寿命を伸ばす良い方法だと思う。

なおさら僕のような「健康寿命こそ生だ」と思っているなら、今のうちから加齢に負けない体と心をつくることが大切だと改めて感じさせられた。

 

今日もちゃんと筋トレしよう。散歩しよう。栄養のある食事をしよう。

ブログやYouTube、イラスト制作、文章執筆もして頭を鍛えよう。

 

自身の死を見越して家族のためにできること

僕はメインで介護をしていた訳ではないし、葬儀もサポートくらいでそこまで苦労はなかったけれど、母の状況を見るだけでもなかなかしんどいものがありました。

自立して生活できなくなると、家族に大変な思いをさせてしまうし、自分もいたたまれない。外注するにもお金がかかります。

 

また亡くなった後は遺品整理や各種役所での手続きが待っています。

今度おばあちゃんの部屋を片付ける予定ですが、めちゃくちゃモノがあるので今から少々憂鬱……

 

当然ながら死は突然訪れるので、悲しむのもほどほどに葬儀や役所の手続きを急いでする必要があります。

例えばどの葬儀場を使うかなどを事前に決めておければいいのですが、どのくらいのレベルでやるかなどを亡くなった直後に決めるのは超大変そうでした。

 

人は必ず死ぬもの。いつそれが訪れるかは分からない。

だから、自分が今できることをやっておこうと思ったことを挙げておきます。

 

持ち物を減らしておく

大量の遺品があると、家族もその片付けに追われてマジで大変です。

おばあちゃんの部屋はゴミ屋敷ではないものの、部屋にはびっしりと服や置物などこまごまとしたものがありました。

それ以外にも使っていない大量の食器なんかもあり、葬儀でもらった祭壇を置くスペースすら無い状況だったのでまず片付けから始めました。

 

風空(ふぁそら)所長

自分の持ち物で家族に苦労させたくはないからのお。
そういう意味でも、ミニマリズムは誰でも取り込んでいくべき考え方だと思います。

ひこすけ助手

 

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健康寿命を伸ばす

入院や介護の時間が長いと、家族にもそれだけリソースを割かせることになります。

ちなみに悲報なのですが、2020年の時点ですでに病院や施設はパンパンで、おばあちゃんも3ヶ月おきに転院を繰り返すというひどい状況でした。

今でさえこんな状況なのに、我々現役世代が年老いた頃にどうなるのか……考えたくもない……

ひこすけ助手

風空(ふぁそら)所長

だからこそ日々心身の鍛錬を怠らず、健康寿命を伸ばさんとのお。
一日でも長く、自分の力で生きていけるようにしなきゃ!

ひこすけ助手

 

まずは散歩するとか、YouTubeで美男美女を眺めつつ筋トレするとか、読書で頭を鍛えるとか、そのあたりから始めてみるのが良さげ!

いつもお世話になってるのがちゃんねるさん↑

 

介護費用の準備・受けられる保障を整理しておく

 

当然ながら入院や介護にはお金がかかる。それはもうかかる。

だからもしもの時に備えて、少しは準備しておきたいです。

まさか家族に出させようなんて思ってないよね?w

 

もっとも、FIREを目指す人ならある程度の資産はあるハズなのでここは大丈夫だと思います。

なのでそれ以外で、自治体や保険から受けられる保障を確認しておくとスムーズかつコスパよく家族にサポートしてもらえそうですね。

 

で、まあ話は逸れますが、こんなことにお金を使いたくないじゃないですか。

だったら日頃から健康には気をつけておきたいよねと思うワケです。

 

葬儀の準備をしておく(規模・連絡先)

葬儀の準備なんて言うと

「死ぬのを待ってるみたいでイヤだ」

とか言う人もいますけど(うちの母)、どうせ死ぬんだから準備しといた方がいいに決まってます。

 

葬儀の費用も基本的には死ぬ自分で出すんですから、どのくらい費用をかけるかも自分で決めておきたいですよね。

家族葬なのか、もっと呼ぶのか、はたまた火葬だけで済ます直葬か……など。

 

ちなみに僕は一番シンプルな直葬にしたいと思ってますし、家族とも今回その話をしました。

自分が死んだ後なんてどうせ分からないから、法的に必要な手続きが踏めればそれでいいです。

 

とはいえ誰にもずっと連絡しないのもアレなので、連絡してほしい人リストとかあれば作っておくのもアリかなと思いました。

年齢を重ねているならまだしも、若くして死んで連絡が途絶えると周りも心配しますし。

 

おわりに

自転車で実家に行く途中に見た朝陽

 

おばあちゃんの死は悲しいことではありましたが、それ以上に色々なことを教えてもらえたなと感じています。

 

命は儚いからたくさん冒険したいけど、健康寿命にも気をつけなきゃダメ。

家族の負担を減らすためにも、老後や死後を意識して生活を送る。

 

日々だらだらと過ごすのは楽だし最高ではありますが、最後に笑って死ねるよう、良い意味で気を引き締めて生きていきたいなと胸に誓い、この想いを大切にしていきます。

 

P.S.

昭和一桁生まれの人は親族が多すぎて、弔電とか貰っても誰が誰だが全く分かりませんでした笑

7人きょうだいってなんやそれ……

 

以上、FIRE満喫しつつラノベ作家&神絵師を目指すひこすけ(@hiko_fire)でした!

Have a nice FIRE!

 

2 COMMENTS

極東

身近な人の死は、自分の死を考えるきっかけになりますよね。
最近ひとりでしにたい、という漫画読んだのですが、面白かったです。
35歳の独身女性が叔母の死を期に終活について考え始める漫画です。
無料で数話読めますのでぜひ試してみてください。

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