【スローライフ】『20代で隠居-週休5日の快適生活』を要約【FIREムーブメント・早期退職本の書評】

【スローライフ】『20代で隠居-週休5日の快適生活』を要約【FIREムーブメント・早期退職本の書評】

こんにちは! FIREラボのひこすけ助手(@hiko_fire)です。

貯金0円だった25(2018)からFIREを目指し始め、29(2022)でのFIRE達成を計画してます。

 

このあいだ図書館をぶらぶらしていたら、

20代で隠居

こんな本が目に入り、「自分のことじゃないか!」と思わず手にとってしまいました。

そこでこのページでは、本の内容が気になる方のために、

  • 『20代で隠居 週休5日の快適生活』の要約
  • FIREを目指す僕が感じたこと

をお送りします。

 

風空(ふぁそら)所長

近くの図書館に置いてないか、図書館横断検索サービスの『カーリル』でも探してみるのじゃ!

 

『20代で隠居』ってどんな本?

著者の大原扁理さんは2010年から隠居してる人

彼は特別な稼ぐスキルがあるわけでも、遺産があるわけでもないそう。
でも週2日の労働でのんびり暮らしているプロの隠居人。
ぶっちゃけフリーターと変わらないのに、なんだか幸せそう。

そんな生き方を発信する方が書いた本です。

風空(ふぁそら)所長

他にもこんな本を出してるそうじゃ。

 

FIREを目指すひこすけの所感

隠居生活を続けるための心構えが端々に現れていて気持ちが良かったですね。

彼は「やりたくないこと」を避けるための努力はします。
でも「何かやりたい」という強い意思は別にないのです。

それでも別に問題はない。肩肘はらなくて良い。

そんなゆるい雰囲気が気を楽にさせてくれます。

 

大原さんの生活を『隠居生活』たらしめているものは、恐らく『必要以上に人と関わらないライフスタイル』だと感じました。

仕事もプライベートも、人と距離を取るようにすることで、ストレスを低減させているようです。

 

生活費が載ってるんですが、割と高い印象。
週2日程度の仕事は必要ではあるけど、倹約しなくても、資産がなくても、楽しい隠居生活はできるんだなあと感じました。

もう1,000万なんて貯めずに退職してもよいのでは?
と思ってしまう本で、ある意味危ない本かもしれません 笑

ひこすけ助手

ここで一旦CMです(ΦωΦ)




 

要約『20代で隠居 週休5日の快適生活』

隠居生活の様子

そもそも『隠居生活』って何なのでしょう?

ひこすけ助手

風空(ふぁそら)所長

ではまず大原扁理さんの隠居生活を覗いてみるのじゃ。

 

1日何をしてるか

朝は何時に起きてもいいけど、だらだらしそうなので毎日ほぼ同じくらいの時間に起きてるとのこと。

大原さん曰く、

緊張感を失わずにいたいから。美意識みたいなもの。

だそう。

休みだからってだらだら寝てたら、1日を無駄にした感じがして夜に後悔しますもんね。

ひこすけ助手

 

食事

食事は楽に作れて楽に片付けられるもの。
肉は食器や道具が汚れるからあまり使わないらしい。

健康には気をつけているけど、楽なものを作るようにしているとのこと。

時間ができると食事をより意識するそうで、この本でも食事の話は別の章が設けられています。

 

自由時間

特に何かするワケではなく、散歩したり不動産を見たりして楽しんでいるそうな。
もちろん無料動画サイトや、図書館の本も活用して楽しんでいるとのこと。

すごく気に入った趣味があるワケでもないけど、案外楽しくやってるみたいですね。

風空(ふぁそら)所長

それで5年間も隠居生活をしているのは、些細な幸せを感じ取る能力が高いのじゃろうな。

 

生活費

1ヶ月の生活費は7万円くらいだそう。

あれ? 案外高いですね。

ひこすけ助手

風空(ふぁそら)所長

FIRE界隈では5~6万を下回る人も多いからのお。

週に2日の労働があるから、別にこのくらいの支出でも問題ないみたいですね。

家賃は3万弱だし、ガスも契約してるし、冷蔵庫もある。
よく見るFIREの民やセミリタイアラーのように、鬼の倹約はしてない模様。

 

大原さんはこう語ります。

お金がなくたって、悪いことをせずとも、自分の力とアイデア次第で生きてはいけるのです

引用:『20代で隠居 週休5日の快適生活』, 大原扁理, K&bパブリッシャーズ, 2015年04月

 

さらに大原さんは、自分を使うことでお金のいらない生活を実現しています。例えば、

  • 自炊
  • 野草を摘む
  • 散髪
  • 自転車のパンク修理
  • 移動
  • 運動

などなど。

 

移動は徒歩か自転車の範囲のみ。

ただし月に1度くらいは日帰り旅や小旅行もするそうな。
ブログを見ると、ちょくちょく旅日記が見れて面白いです。

 

運動は散歩やラジオ体操。移動自体も運動になっているそう。

 

気になる収入は週2回、介護の仕事をされてるとか(執筆時点)。

収入は月に7~8万とのことなので、ちょうど収支がプラマイゼロになるくらいということですね。

2021年現在はどうなんでしょう。

結構本の執筆をされてるみたいなので、もう雇われ仕事はしなくても良さそうですけどね。

ひこすけ助手

 

人間関係

人間関係に強いストレスを感じるようで、かなりの勢いで関係を絶とうとしている様子がこちらの文から伺えます。

20回ばかり誘いを断った程度で疎遠になる人は、たいした用事じゃなかったんだな、くらいに考えています

引用:『20代で隠居 週休5日の快適生活』, 大原扁理, K&bパブリッシャーズ, 2015年04月

20回まで誘う時点でかなり熱心ですけど、大原さんにとってはそれ以上じゃないと強い関係とは言えないんですね。

ひこすけ助手

風空(ふぁそら)所長

強い信念を感じるのじゃ。

 

しかし人間関係を最小限に抑えた結果、ストレスがかなり減った様子。

隠居をし始めてから、家族や友人や街ゆく変な人にも、腹を立てることが激減しました

引用:『20代で隠居 週休5日の快適生活』, 大原扁理, K&bパブリッシャーズ, 2015年04月

 

ストレス源は人それぞれですが、自分にとって何がストレスなにかが分かれば、こうしてきちんと対処できるということですね。

 

隠居食

時間ができると食に興味が湧くようになるそうな。
本書では1章まるまる使って隠居食の話が綴られています。

個人的には、野草をいかに見つけて調理するかが面白かったですね。採集生活ができれば野菜の支出が減りますし。

 

粗食は楽

基本的には粗食を心がけているそう。

粗食(一汁一菜)とは?

一汁一菜とは、主食(白米や玄米や雑穀米)に、汁もの(味噌汁 等)一品と、菜(おかず、惣菜)一品を添えた日本における献立の構成の一つであり、粗食を指す。
引用:一汁一菜 – Wikipedia, https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E6%B1%81%E4%B8%80%E8%8F%9C, (2021-05-06参照)

 

粗食のメリットとして、

  • 何品も作らなくていい
  • 洗い物が少ない
  • 献立や買い物に悩まない

などがあるとのこと。

 

具体的なメニューは、

  • 玄米orそば
  • 野草の味噌汁
  • さんまの味噌煮

などが多いそうです。

 

私も普段の食事は適当でいいので、一人暮らしの時は毎日鍋を食べてました。

ひこすけ助手

風空(ふぁそら)所長

一汁一菜形式も楽で良さそうじゃな。

 

ただ、粗食で困ることもあるらしい。
それは肉を食べなさすぎて、色んな欲が出てこないこと。

単に肉の調理が面倒だから食べてないらしいですが、元気を出したい時は意識的に肉を食べるそうです 笑

 

おいしい野草生活

この節では、大原さんが普段食べている野草についてガッツリ解説されています 笑
内容は野草の探し方から、調理方法簡単なイラストまで。

定番どころではヨモギなど。
味噌汁蕎麦の薬味としてかなり食べているそうです。

食べられる野草って案外たくさんあるので、野草生活を極めれば、野菜代をタダにすることもできるかもですね。

ひこすけ助手

風空(ふぁそら)所長

ではひこすけ助手には、FIRE達成後に1年間野草生活をしてもらうかの。
頼むから普通の野菜も食べさせてください……

ひこすけ助手

 

隠居までの道

口が退化し始めたので世界一周旅行に出た

今の隠居生活を始める前、実家でバイトをしていたが休みも多く、ほとんど話さない日々が続いて失語症気味になったそう。

自由に過ごせて最高!

と思っていたけど、さすがに失語症はヤバいと思い、世界一周旅行をすることにしたそうな。

急にスケールアップしましたね。

ひこすけ助手

 

世界一周旅行では色々な人に助けられて、

結局一人で生きている訳じゃないんだ

と感謝を覚えたそうです。

 

大原さんのこの話と次の言葉に、私もはっとさせられました。

あのままずっとひきこもってたら自分ひとりで生きてるような顔したオッサンになってたかもしれないと思うと、ほんとに、空恐ろしいです

引用:『20代で隠居 週休5日の快適生活』, 大原扁理, K&bパブリッシャーズ, 2015年04月

 

隠居を決意させたもの

世界一周から帰国し、コンビニと本屋さんでバイトをしていたそう。
その職場ではどちらも、忙しさでおかしくなった人に悩まされたといいます。

特に本屋さんの体験は引き金になったんだなと感じたので、紹介を。

本の配送について引き継ぎのメモをした大原さん。
すると別の社員Sさんが
「こんなことは一言も聞いていないし許してないし絶対に許さない」
と、大原さんのメモの上から赤マジックで殴り書きされていたらしいのです。

呪詛文字かな?って大原さんも言ってましたね。

風空(ふぁそら)所長

普通ならこんなこと言わないじゃろうし、忙しさが心を壊してしまったのじゃな。

 

大原さんは、こんなに人をおかしくしてしまう社会に疑問を感じたとのこと。

そこで感じたことが綴られているのですが、これは僕も感じたことでした。

そんなに多くのものを求めているわけではないのに、こんなにつらいのはなぜなのか。

そんなもんのために一生懸命働く必要がどこにあるのでしょうか。

引用:『20代で隠居 週休5日の快適生活』, 大原扁理, K&bパブリッシャーズ, 2015年04月

そう、別にそこまでして働く必要も無いんですよね。

そこから社会から段々とフェードアウトしたそうです。

ここで一旦CMです(ΦωΦ)




 

大原扁理さんの隠居生活観

ホームレスに会いに行ってみた

大原さんは、『お金をかけずに生きるプロ』であるホームレスのおじさんに話を聞くことにしたそう。

タダで話を聞くのも悪いと、惣菜パンを手土産に話を聞きに行ったそうなんですが……
なんと「要らない」と言われたとか。

え、ホームレスなら食事はありがたいはずなのに。

ひこすけ助手

 

なんと彼らは、近くにある屋台から貰った安納芋の焼き芋を食べ、天然酵母のパン屋さんの女の子からもらった国産有機小麦のパンを食べているらしいのです。

だから惣菜パンなんていらないと。大原さんは自分よりよっぽどグルメじゃないかと驚いたそう。

しかもノースフェイスの高そうなジャケットを着ており、聞いてみるとゴミ袋から拝借したらしいと。

 

大原さんは『こんなに働かなくても、貰うだけで生きていけるのか』と感じたそうです。

風空(ふぁそら)所長

工夫次第でどうにもでもなるということなんじゃなあ。

 

将来の不安

老後の資金や介護問題など、将来の不安は尽きませんよね。

私もおじいちゃんおばあちゃんの介護を手伝っていますが、する側もされる側も大変そうで先が思いやられます……

ひこすけ助手

しかし大原さんは将来の不安については、

向き合わない。心配してもしょうがない。

引用:『20代で隠居 週休5日の快適生活』, 大原扁理, K&bパブリッシャーズ, 2015年04月

と言います。

 

今の時点でできることだけやったら、あとはなんとかなるようになる! と割り切る。

そういう選択肢もあるのだと、隠居生活の中で知りました。

引用:『20代で隠居 週休5日の快適生活』, 大原扁理, K&bパブリッシャーズ, 2015年04月

もちろんできる限りの貯金などはしているそうですが、それ以上のことは心配しないとのこと。

確かにできること以上のことを心配しても、自分にはどうにもできないですからね。

ひこすけ助手

風空(ふぁそら)所長

そうした姿勢が、どこかゆるい雰囲気を醸し出しているのかもしれんのぉ。

 


 

ということで、『20代で隠居-週休5日の快適生活』の要約でした。

楽な生き方を考える上で示唆に富んだ書籍だったかなと思います。

難しいビジネス書に疲れたら、こちらを読んでみてはいかがでしょう。

風空(ふぁそら)所長

近くの図書館に置いてないか、図書館横断検索サービスの『カーリル』でも探してみるのじゃ!

 

以上、FIRE目指して研究中のひこすけ(@hiko_fire)でした!

Have a nice FIRE!